| 日本語 | 設備総合稼働効率(TEEP)略称:TEEP |
|---|---|
| English | Total Effective Equipment Performance |
| 中文 | 设备总有效产出效率 |
設備総合稼働効率(TEEP)とは
TEEPは、設備総合効率が負荷時間を基準にするのに対し、カレンダー上の全時間(24時間365日)を基準にして、設備が持つ能力をどれだけ有効に使えたかを示す指標です。休止日や計画停止も分母に入るため、設備の増設余地や稼働日数の見直しなど、投資判断の材料に向きます。値は通常のOEEより低くなる点に注意します。
計算式と計算例
TEEP = OEE × 負荷率
負荷率 = 負荷時間(動かす計画だった時間)÷ 暦時間(カレンダー上の全時間)
1週間(暦時間168時間)のうち、2直・週5日で80時間を動かす計画の設備があり、その80時間のOEEが75%だったとします。
| 指標 | 式 | 値 |
|---|---|---|
| 負荷率 | 80時間 ÷ 168時間 | 47.6% |
| OEE | 負荷時間に対する効率 | 75.0% |
| TEEP | 75.0% × 47.6% | 35.7% |
この設備は、計画した時間の中では75%の効率で動いていますが、1週間の全時間に対しては36%ほどしか価値を生んでいません。
OEE・稼働率との違い
| 指標 | 分母 | 問いかけ |
|---|---|---|
| OEE | 負荷時間 | 動かす計画だった時間を、どれだけ有効に使えたか |
| TEEP | 暦時間 | 設備が持つ全時間のうち、どれだけ使っているか |
| 稼働率 | 生産能力や操業時間(定義による) | 能力に対して、どれだけ動かしたか |
OEEは現場の改善の指標で、停止、速度低下、不良というロスを減らす活動に使います。TEEPは経営の判断の指標で、設備を増やすか、直を増やすかを考える場面で使います。OEEが高くてTEEPが低い設備は、効率よく動いているが動かしている時間が短い設備です。生産能力が足りないとき、新しい設備を買う前に、この設備の稼働時間を延ばせないかを検討できます。
英語は Total Effective Equipment Performance、中国語では 设备总有效产出效率、または TEEP のまま使います。
MESでTEEPを出すための前提
- 稼働カレンダーを設備ごとに持つ。どの時間が負荷時間で、どの時間が計画外かを、シフトと休日のマスタから決めます
- 計画停止の扱いを決める。計画保全や休憩を負荷時間から除くかどうかで、OEEとTEEPの両方が変わります
- 計画外の時間に動かした実績を拾う。残業や休日の臨時稼働を負荷時間に加えないと、OEEが100%を超えることがあります
- OEEとTEEPを同じ画面に並べる。片方だけを見ると、ロスの問題なのか、稼働時間の問題なのかを取り違えます
よくある質問
TEEPとOEEはどちらを見ればよいですか?
日々の改善にはOEE、設備投資や直の体制を決めるときにはTEEPを見ます。現場の評価にTEEPを使うと、需要や操業計画という現場が決められない要因で数字が動いてしまうので、向きません。
TEEPが低いのは悪いことですか?
低いこと自体は悪くありません。1直だけ動かす設備のTEEPは、OEEが高くても30%前後になります。需要に対して能力が余っているという事実を示しているだけです。能力が足りないのにTEEPが低い場合は、稼働時間を延ばす余地があるという意味になります。
深く知る
Definition (English)
A metric that, unlike OEE, uses all calendar time as its base and shows how much of the equipment's potential was effectively used. Because idle days and planned stops count, it suits investment and shift-pattern decisions. It is normally lower than OEE.
释义(中文)
与以负荷时间为基准的设备综合效率不同,TEEP以日历上的全部时间为基准,反映设备潜在能力被有效利用了多少。因休息日和计划停机也计入,适合用于投资和排班决策,数值通常低于OEE。
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出典表記の例
株式会社サオス MES-DX「MES用語集:設備総合稼働効率(TEEP)」https://mes-dx.com/terms/teep(CC BY 4.0)
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<blockquote cite="https://mes-dx.com/terms/teep"> <p>TEEPは、設備総合効率が負荷時間を基準にするのに対し、カレンダー上の全時間(24時間365日)を基準にして、設備が持つ能力をどれだけ有効に使えたかを示す指標です。</p> <footer>出典:<a href="https://mes-dx.com/terms/teep">株式会社サオス MES-DX「MES用語集:設備総合稼働効率(TEEP)」</a>(<a href="https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja">CC BY 4.0</a>)</footer> </blockquote>