三言語の表記
日本語チョコ停
EnglishMinor Stoppage
中文短暂停机

チョコ停とは

チョコ停は、ワークの詰まりやセンサーの誤検知など、一時的な不具合で設備が短時間止まり、作業者がすぐ復旧できる停止を指す現場用語です。修理を要する故障とは違い記録されにくいものの、頻発すると稼働の積み重ねで大きなロスになります。何分以下をチョコ停とするかは会社により異なり、設備からの自動収集で件数と時間を把握するのが有効です。

チョコ停とドカ停の違い

どちらも設備が止まることを指す現場の言葉ですが、性質が違います。

チョコ停ドカ停
意味短時間の小さな停止長時間の大きな停止(故障)
典型的な原因ワークの詰まり、引っかかり、センサーの誤検知、供給切れ部品の破損、駆動部や制御の故障
復旧する人その場の作業者保全担当者
1回の時間数秒から数分数十分から数日
記録残りにくい残る(修理依頼、保全記録)
OEEでの扱い性能ロス(速度の低下として現れる)停止ロス(時間稼働率を下げる)

何分までをチョコ停とするかに共通の決まりはなく、5分、10分といった境界を会社ごとに決めて使います。境界を決めていないと、同じ停止が拠点によって別のロスに分類されます。

英語では minor stoppage、short stop、micro-stop、TPMの6大ロスの名称としては idling and minor stops と書きます。ドカ停は breakdown、major breakdown です。中国語では、チョコ停が 短暂停机、小停机、ドカ停が 故障停机 です。

なぜ見えにくいのか

チョコ停は、作業者がその場で直してすぐ再開するので、日報に書かれません。1回が30秒でも、1時間に20回起きれば10分です。8時間で80分になり、ドカ停1回分を超えます。しかも設備の稼働時間としては「動いていた」と記録されるため、時間稼働率には現れません。生産数が計画に届かないという結果だけが残り、原因が分からないままになります。

もう一つの問題は、作業者が設備に張り付くことです。チョコ停が多い設備は、復旧のために人が離れられず、多台持ちや省人化ができません。

MESでチョコ停をつかむ

  • 設備の信号から自動で数える。稼働信号が切れていた区間の長さを見て、境界より短いものをチョコ停、長いものを停止として分類します。人の入力に頼ると、短い停止ほど記録されません
  • 回数と合計時間の両方を見る。1回が短くても回数が多い停止と、回数は少ないが長い停止では、対策が違います
  • 理由の入力を全件には求めない。頻発する停止のたびに理由を選ばせると、入力そのものが負担になり、適当な理由が選ばれます。設備のアラームコードから自動で理由を付けるか、一定の回数を超えたときだけ入力を求めます
  • どのユニット、どの品種で起きるかを切り分ける。設備の中の場所と、そのときに流れていた品種やロットを一緒に記録すると、原因の見当がつきます

よくある質問

チョコ停はOEEのどのロスに入りますか?

設備が稼働中として記録されている時間の中で起きるので、性能稼働率を下げるロス(性能ロス)として現れます。境界の時間より長い停止は、時間稼働率を下げる停止ロスに入れます。境界をどこに置くかで、2つの率の内訳が変わります。

チョコ停の記録は作業者に入力させるべきですか?

回数と時間は設備の信号から自動で取り、作業者には入力させないのが基本です。理由が必要な場合も、アラームコードで分かるものは自動で付け、人にしか分からないものだけを補足で入力してもらいます。

深く知る

Definition (English)

A shop-floor term for brief stops caused by temporary problems such as jams or sensor misreads, which an operator can clear quickly. They are rarely logged as failures, yet add up to large losses when frequent. The duration threshold differs by company; automatic collection from equipment helps count them.

释义(中文)

指因工件卡滞、传感器误检等暂时性问题导致设备短时间停止、操作者可以很快恢复的停机,是现场用语。因不属于需修理的故障而常被漏记,但频繁发生时累计损失很大。多长时间以内算短暂停机因企业而异,建议由设备自动采集次数和时长。

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出典表記の例

株式会社サオス MES-DX「MES用語集:チョコ停」https://mes-dx.com/terms/minor-stoppage(CC BY 4.0)

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<blockquote cite="https://mes-dx.com/terms/minor-stoppage">
  <p>チョコ停は、ワークの詰まりやセンサーの誤検知など、一時的な不具合で設備が短時間止まり、作業者がすぐ復旧できる停止を指す現場用語です。</p>
  <footer>出典:<a href="https://mes-dx.com/terms/minor-stoppage">株式会社サオス MES-DX「MES用語集:チョコ停」</a>(<a href="https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja">CC BY 4.0</a>)</footer>
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この記事を書いた人

株式会社サオス

株式会社サオス MESソリューション部

DELMIA Apriso を中核とした MES / 製造DX の導入・運用・人材育成を手がけるITコンサルティング企業。ISO 9001:2015 / ISO 27001:2022 認証取得。 日本・中国・米国で製造業のMES導入を手がけた実務者が、欧米・中国の一次情報にあたって書いています。