三言語の表記
日本語百万機会当たり欠陥数略称:DPMO
EnglishDefects Per Million Opportunities
中文百万机会缺陷数(DPMO)

百万機会当たり欠陥数とは

DPMOは、1製品に欠陥が起こり得る箇所(機会)の数を考慮して、百万の機会当たりの欠陥数に換算した指標です。部品点数や工程数の異なる製品同士でも、公平に品質水準を比べやすくなります。シックスシグマでは3.4DPMOを6σ水準とするのが通例ですが、これは平均が長期的に1.5σずれる前提に基づきます。何を機会とみなすかの定義で値が大きく変わります。

計算式と計算例

DPMO = 欠陥数 ÷(検査した個数 × 1個あたりの欠陥機会数)× 1,000,000

はんだ接合点が200か所ある基板を500枚検査し、欠陥が合計25か所見つかったとします。

  • 欠陥機会の総数:500 × 200 = 100,000
  • DPMO:25 ÷ 100,000 × 1,000,000 = 250

同じ検査で、欠陥のあった基板が20枚だった場合、不良率は 20 ÷ 500 = 4%(40,000 ppm)です。DPMOの250と不良率の40,000 ppmは同じ事実を別の物差しで見たもので、どちらかが間違いというわけではありません。

DPU・DPO・ppmとの違い

指標式何を数えるか
DPU(Defects Per Unit)欠陥数 ÷ 個数1個あたりの平均欠陥数
DPO(Defects Per Opportunity)欠陥数 ÷ 機会の総数1機会あたりの欠陥の割合
DPMODPO × 1,000,000百万機会あたりの欠陥数
ppm(不良率)不良品の個数 ÷ 個数 × 1,000,000不良品が何個あるか

ppmは「不良品が何個か」を数え、1個に欠陥が3か所あっても1個と数えます。DPMOは欠陥の数そのものを数えるので、部品点数が多い製品と少ない製品を同じ土俵で比べられます。

シグマ水準との対応

シックスシグマでは、DPMOをシグマ水準に読み替えて使います。下の表は、工程の平均が長期的に1.5σずれるという前提を置いたときの慣用的な対応です。

シグマ水準DPMO良品の割合
3σ66,80793.32%
4σ6,21099.379%
5σ23399.977%
6σ3.499.99966%

MESでDPMOを出すための前提

  • 品目と工程ごとに欠陥機会数をマスタで持つ。実装基板なら部品点数と接合点数、組立なら締結点数や検査項目数が候補です
  • 不良を「個数」ではなく「欠陥の件数」で記録する。1個に複数の不良コードを付けられる入力画面が必要です
  • 検査した個数を分母として確実に取る。抜取検査の工程では、検査していない個数を分母に入れないようにします

よくある質問

DPMOとppmはどちらを使えばよいですか?

取引先との品質目標は不良率(ppm)で決めることが多く、社内で製品や工程の難易度をそろえて比べるにはDPMOが向きます。両方を同じデータから出せるようにしておき、用途で使い分けるのが実際的です。

3.4 DPMOは不良ゼロに近いという理解で良いですか?

百万機会あたり3.4件なので、機会数の多い製品では欠陥のある製品が一定数出ます。たとえば1台に機会が1,000か所あれば、3.4 DPMOでも、欠陥のある製品がおよそ0.34%出る計算です。

深く知る

Definition (English)

A measure that converts defects into a number per million opportunities, where opportunities are the places a defect could occur on a product. This allows fairer comparison between products with different complexity. In Six Sigma 3.4 DPMO is customarily the six-sigma level, assuming a 1.5 sigma long-term shift; the definition of an opportunity heavily affects the value.

释义(中文)

考虑每个产品可能出现缺陷的位置(机会数),将缺陷数换算为每百万机会的缺陷数的指标,便于比较复杂度不同的产品。六西格玛中通常以3.4DPMO对应6σ水平,这是以长期均值偏移1.5σ为前提;“机会”的定义会显著影响数值。

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出典表記の例

株式会社サオス MES-DX「MES用語集:百万機会当たり欠陥数(DPMO)」https://mes-dx.com/terms/dpmo(CC BY 4.0)

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<blockquote cite="https://mes-dx.com/terms/dpmo">
  <p>DPMOは、1製品に欠陥が起こり得る箇所(機会)の数を考慮して、百万の機会当たりの欠陥数に換算した指標です。</p>
  <footer>出典:<a href="https://mes-dx.com/terms/dpmo">株式会社サオス MES-DX「MES用語集:百万機会当たり欠陥数(DPMO)」</a>(<a href="https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja">CC BY 4.0</a>)</footer>
</blockquote>

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この記事を書いた人

株式会社サオス

株式会社サオス MESソリューション部

DELMIA Apriso を中核とした MES / 製造DX の導入・運用・人材育成を手がけるITコンサルティング企業。ISO 9001:2015 / ISO 27001:2022 認証取得。 日本・中国・米国で製造業のMES導入を手がけた実務者が、欧米・中国の一次情報にあたって書いています。